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 11月の米大統領選の民主党候補となるバイデン前副大統領は8日、米ヒューストンを訪問し、ミネアポリスで白人警察官に首を圧迫されて死亡した黒人男性ジョージ・フロイドさんの家族と面会した。同日、家族の弁護士が明らかにした。

 弁護士が同日、投稿したツイッターによれば、バイデン氏は家族と1時間以上にわたって会談。「バイデン氏は家族の痛みに耳を傾け、悲しみを共有した」という。フロイドさんの葬儀は9日にヒューストンで行われる予定。米メディアによれば、バイデン氏は葬儀には参列しないが、ビデオメッセージを送るという。

 フロイドさんが亡くなったのは5月25日。白人警官が路上に抑え込んだフロイドさんの首を、8分46秒にわたってひざで押さえつけた。現場に居合わせた人が撮影した動画では、苦しそうな表情を浮かべたフロイドさんがかすれ声で、「息ができない。プリーズ、プリーズ……」とひざをどけるように懇願したが、警官は無視。フロイドさんの死後、全米で人種差別への抗議デモが急速に広がった。(ワシントン=園田耕司)