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 不細工でもかわいい「ブサかわ犬」として人気を集めた青森県鰺ケ沢町の秋田犬「わさお」が、8日午後5時54分、多臓器不全で死んだ。推定13歳だった。

 秋田犬の長毛種で、ふさふさの毛がトレードマーク。2007年、イカ焼き店を営む故菊谷節子さんに引き取られ、目や口がぎゅっと顔の真ん中に寄った愛くるしい表情で多くの人に愛された。

 菊谷さんが17年に73歳で亡くなってからも、日本海を臨むイカ焼き店で過ごしてきたが、今年4月に入って立ち上がれなくなり、店内で「隠居生活」を続けていた。わさおを支援してきた「わさおプロジェクト」の工藤健さん(52)によると、今月7日に食欲がなくなって健康状態が悪化し、8日夕、眠るように最期を迎えたという。

 菊谷さんの長男忠光さん(55)は「とてもショックです。わさおと家族でいられたことを誇りに思うし感謝しています」とのコメントを発表した。