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 日本の無人補給船「こうのとり(HTV)」が26日、国際宇宙ステーション(ISS)への最後の物資輸送を成功させた。ISSを支えたHTVとH2Bロケットは9回連続成功のまま退役。次回からは月周回宇宙ステーションへの輸送もにらんだ新型のHTV―XとH3ロケットに交代する。世界の有人宇宙開発は月探査へと大きく転換する一方、今後、ISSがどうなっていくのかは見通せない。

 HTV9号機は25日夜、ISSに到着。飛行士がロボットアームを操作してつかまえると、米ヒューストンで通信を担当していた金井宣茂(のりしげ)飛行士が「キャプチャーしてくれてありがとう。こうのとりに関わったすべてのメンバーが今日、無事に9号機がISSに到着したことを大変喜んでいます。9号機はラストフライトですが、さらに能力を向上したHTV―Xを開発しているので楽しみにしていてください。これからもより一層、我々の絆が深まっていくことを期待しています」と感謝した。ISSの飛行士も「アリガトウ!」と応えた。

拡大する写真・図版ISSに接近するHTV9号機。左下に見えるのはISSのロボットアーム=25日午後9時ごろ、NASATVから

 2009年に運用を始めたHTVは、バッテリーのような大型貨物をISSに運べる唯一の補給船として、米スペースシャトルが退役したあとの運用を支えてきた。今回も日本製のリチウムイオン電池を輸送。古くなったバッテリーを置き換え、ISSの電力事情は大きく改善する。

 HTVのほかにISSへの補給…

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