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 代表的な降圧薬をのんでいると、新型コロナウイルスに感染したとき、症状が重くなりやすいのではないか――。高血圧患者の新型コロナ感染をめぐって、海外の研究者からそんな指摘が出た。実際はどうなのか。国内で4300万人があてはまるともいわれる高血圧の人は、どんなことに注意すればいいのか。

服薬は継続を 自己判断は危険

 「熱っぽいし、息切れもする。コロナかもしれないからみてほしい」

 4月上旬、ゆみのハートクリニック(東京都)の外来に、70代の男性がやってきてそう訴えた。高血圧を背景とした慢性心不全で、以前からクリニックに定期的に通っていたが、この日は突然の受診だった。

 コロナの感染がピークを迎え、メディアは関連ニュースであふれていた。加えて、息子から「降圧剤をのんでいるとまずいかも」といわれ、不安になって薬を中断してしまった。

 体温は平熱。理事長の弓野大(だい)医師がしばらく話に耳を傾けると、息切れも収まった。感染ではなかった。

 高血圧の治療によく使われる「ACE阻害剤」や「ARB」という種類の薬をのんでいると、新型コロナが重症化しやすいかもしれない。そんな説が海外で浮上したのは3月だった。

 これらをのんでいる人の肺など…

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