[PR]

 まもなく全国的に梅雨の季節を迎える。京阪神の鉄道各社は、新型コロナウイルス感染防止のため、在来線列車の窓を開け放って走行させている。でも雨の日はどうするのか。

 JR西日本の車両の約8割には、換気システムが付いている。6~8分で外気と入れ替わるため、雨天には在来線の窓を閉めることにしている。急に雨が降ってきた場合は車内放送で乗客に閉めるよう呼びかける。換気システムがない車両も、「乗客や座席がぬれないことを優先して」(広報部)閉めるという。

 阪神電鉄も窓を閉める。空調設備で外気を取り込むことができ、停車した駅で扉が開いた際に車内の空気を排出する。急行でも10分以内に次の駅に到着するため、密閉される時間は短く、十分に換気できると説明する。

 南海電鉄の特急以外の列車と大阪メトロの車両でも同様に換気している。両社は雨の強さを見ながら窓の開け幅を調節し、なるべく開けるよう工夫している。

 近畿日本鉄道と京阪電鉄は全車両に換気システムがついており、窓を閉めるという。近鉄は窓を閉めても乗客に安心してもらえるよう、車内放送で換気システムが働いていることを伝えている。阪急電鉄もすべての車両が換気システムを備えているが、雨の強さによっては窓を開けるという。(狩野浩平)