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 鳥取県立中央病院(鳥取市)は9日、同病院に入院していた新型コロナウイルスの患者2人の電子カルテを、職務上必要でないにもかかわらず、複数の病院職員が閲覧していたと発表した。病院外への情報流出は確認していないという。

 病院によると、電子カルテには患者の名前や住所、家族関係、検査データなどが記載されており、医師や看護師、事務職員など約千人がアクセスできるようになっていた。内部の運用規定では、職務に関係のないカルテについては閲覧を禁止していたという。

 今回、カルテの不適切な閲覧が判明したのは、県内で初めて感染が確認された60代男性と県内感染3例目の20代男性。60代男性については27人が、20代男性については5人が不適切な閲覧をしていた。病院は8日、60代男性に電話で謝罪。20代男性についても謝罪するという。

 電子カルテの閲覧については、60代男性が入院した4月10日から閲覧数が増加しており、翌日の11日と20代男性が入院した同18日に院長が、全職員にメールで不適切な閲覧をしないよう注意喚起していた。

 不適切な閲覧をした職員らは病院の聞き取りに対して、「院内感染に対する不安・恐れから閲覧した」「気になった」などと閲覧の理由を話しているという。不適切な閲覧をした職員への処分については今後検討するという。

 病院は再発防止策として、患者…

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