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 「ブサかわ犬」として親しまれ、愛くるしい表情がテレビやSNSで紹介されて人気を集めた青森県鰺ケ沢町の「わさお」が8日、天国に旅立った。推定13歳で、人間なら90歳前後にあたるという。7日から体調を崩し、8日は点滴を受けていた。眠りに落ちるような最期だったという。

 支援団体「わさおプロジェクト」代表の工藤健さん(52)に見守られ、わさおは8日午後5時54分に息を引き取った。

 「わさおがふっと眠りに入って、寝てると思ったら、そのまま少しして呼吸が止まった。ああ、逝ったなって」。工藤さんは声を詰まらせた。「わさおを応援してくれた、愛してくれたみんなの中に、わさおがいる。それでいいんじゃないか」

 町の海辺で出会ったわさおを引き取って飼い主になった故菊谷節子さんの夫、静良さん(79)は「別れが辛いな」と涙を流した。

 節子さんと違って、わさおは静良さんには簡単にはなつかなかったという。「頭なんかなでるとガブッとかんできたりね。まるで俺のおかんみたいに厳しかったなあ」

 節子さんが亡くなったあとに飼い主になった息子の忠光さん(55)は、「気持ちを整理して構えていたが、いざとなれば苦しい。やりきれない」と目頭を押さえた。

 わさおは忠光さんにもなかなか…

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