新型コロナウイルス感染症の治療現場で役立ててもらおうと、秋篠宮ご一家が手作りした医療用ガウンが福井県済生会病院(福井市)に届き、同院が9日、報道機関にお披露目した。医療従事者への感謝と激励の手書きのメッセージも添えられており、病院側は「大変励みになる」と喜んでいる。

 秋篠宮さまは恩賜(おんし)財団済生会(東京都)の総裁を務める。ご一家は病院でのガウン不足を先月知り、宮内庁職員とともに市販のポリ袋でガウンを製作。計500着が済生会本部などに届けられ、このうち7着が「心をこめてつくりました」「皆様の頑張りによって救われております」などと書かれたメッセージとともに同院に配られた。

 この日は看護師らがガウンを試着。「防護服を着る時には不安や恐怖も感じるが、手作りのガウンは応援してもらっているという前向きな気持ちになれる」と脇和枝看護部長。登谷大修院長は「こういうお気持ちを頂き、職員はより一層頑張れると思う。今は当院に入院患者はいないが、もしまた感染が広がれば、使わせてもらいます」と語った。(佐藤孝之)