アフリカ中部のブルンジ政府は9日、ピエール・ヌクルンジザ大統領が心臓発作で死去したと発表した。

 同国は人口の9割を占める民族フツと少数派のツチとの間で対立が続き、1993年に内戦に突入。2006年に終結するまでに約30万人が死亡したとされる。フツ出身のヌクルンジザ氏はフツ側の武装勢力に参加し、05年に大統領に就任。強権的な統治を進め、15年には大統領の3選を禁じる憲法に反して3選を果たした。今年5月に実施された大統領選挙には出馬せず、8月に退任する予定だった。(ヨハネスブルク=石原孝)