ペヤング社長「偽物」発売で自信 味を45年変えぬ信念

有料記事

柳沼広幸
[PR]

 夜中に小腹がすいた時、無性に食べたくなる。四角いカップの「ペヤングソースやきそば」。なじみの味は、我が家の常備食になっている。

 「食べたくなるでしょ。僕もそうです」と、まるか食品の丸橋嘉一社長(55)。群馬県伊勢崎市にあるペヤングの製造会社だ。

 定番のソースやきそばは、父親で2代目社長だった故・善一さんが開発し、1975年に売り出した。縁日の屋台の焼きそばをヒントに、業界では初めて四角い容器で販売。「顔は四角でも味はまろやか」のテレビCMも受けてヒット商品になった。

 以来45年、味はまったく変…

この記事は有料記事です。残り1066文字有料会員になると続きをお読みいただけます。
今すぐ登録(1カ月間無料)ログインする

※無料期間中に解約した場合、料金はかかりません