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 新型コロナウイルス対策で政府の専門家会議は大きな役割を果たした一方、政府への助言の枠を超えて、人々の行動変容などを積極的に発信したことは議論を呼びました。国内の感染が落ち着きをみせるいま、専門家会議副座長と基本的対処方針等諮問委員会の会長として、未知のウイルスに向き合う尾身茂氏に、これまでの取り組みの成果や課題について聞きました。

 ――新型コロナウイルスの感染状況は、小康状態になっています。

 3密を避けるなどで新型コロナウイルスの感染は下火になる、と我々は学んだわけです。皆さんが行動変容をし、頑張った。1月ごろから感染者の追跡調査をし、多くの人に感染を広げないよう、保健所の人たちが地道な努力をした。これらが大きいと思います。欧米に比べて感染者も死亡者も少ないというデータに表れています。

 ――一方、東南アジアだと韓国や台湾などに比べると多い。反省点は?

 準備が足りていなかった。日本…

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