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 舞は鑑賞できるけれど、お座敷遊びはしばらく我慢――。京都の五花街(祇園甲部、宮川町、先斗町、上七軒、祇園東)のお茶屋関係者らでつくる京都花街組合連合会が、新型コロナウイルスの感染防止対策の指針をまとめ、6月から営業を再開した。「コロナ時代」に対応したもてなしの形はどうあるべきか。伝統ある京の花街でも、模索が続く。

 指針は各花街の代表者で決めた。芸舞妓(げいまいこ)とのジェスチャーつきのじゃんけん遊び「とらとら」や、台の上に椀(わん)などの道具を置いて反射神経を競う「金毘羅船々(こんぴらふねふね)」などで知られるお座敷遊びは、濃厚接触になりかねないため自粛対象に。このほか、お茶屋内のバーでカラオケをする際はマイクの回し合いを避け、デュエット曲を歌う場合も間隔をあける。客同士や芸舞妓と客の間隔を1~2メートル開け、グラスの返杯や回し飲みを避けることも盛り込まれた。

 来店人数の制限や十分な換気など「3密」を避ける対策のほか、緊急事態宣言解除から間もない首都圏や北海道からの客に加え、京都府外からの観光目的の客の受け入れも、当面は自粛する。

 五花街では4月初旬から営業の自粛を申し合わせていた。花街組合連合会の太田紀美会長は「これまで通り満足いただけるおもてなしを今すぐには出来ませんが、今出来る最大限のおもてなしから始めたい」とのコメントを出した。

 五花街のひとつ、宮川町(京都…

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