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 10日午後4時40分ごろ、佐賀市川副町早津江で、ワンボックス車が佐賀県道脇の水路に転落しているのを、近くの住民が見つけて119番通報した。車はお年寄りを乗せて老人ホームに向かっていたとみられ、乗っていた5人のうち80代の2人が死亡、運転手を含む他の3人も骨折などのけがを負った。

 佐賀南署によると、中村シヅエさん(89)が外傷性ショック、福原テル子さん(89)が出血性ショックでそれぞれ亡くなった。

 車は同市川副町の「有料老人ホーム ほうむ大詫間」に入所する70~90代の男女4人を乗せ、同市田代2丁目のデイサービス施設から戻る途中だったとみられる。運転していた荒木翔太さん(27)は意識があり、90代の女性は背骨が折れるなど意識不明の重体、70代の男性は胸の骨が折れるなど重傷という。

 現場は片側1車線の見通しの良い直線道路沿いの水路で、幅5メートル、道路からの高さ1・6メートル、水深70センチ。ガードレールはなかった。同署が事故の原因を調べている。