存在感薄まった? 「直球」質問に菅長官の自己評価は
安倍龍太郎
「官房長官の存在感が薄まったのでは」。菅義偉官房長官は11日午前の記者会見で、そんな「直球」の質問をぶつけられた。安倍政権の危機管理対応を一手に担ってきたとされる菅氏だが、「みなさんが判断することだろうと思う」と述べるにとどめた。
質問は、新型コロナウイルスをめぐる一連の対応などに関連し、菅氏の調整手腕や存在感について、自己分析を問う内容。菅氏は自身の評価については答えず、「私はやるべきことをしっかりやっていく。それに尽きる」と語った。
菅氏は、学校の一斉休校や一律10万円給付などの重要な政策決定に直接関与していないとされ、安倍晋三首相との距離も指摘されている。(安倍龍太郎)
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