日本高校野球連盟は、部活動再開から各都道府県の独自大会への準備を進める加盟校に向けて、「試合に臨む部員のみなさんへ」と題した動画を作成した。高校日本代表の監督を務める高知・明徳義塾の馬淵史郎監督が、3カ月近い自粛期間を踏まえた練習再開後の注意点などを紹介する。11日、日本高野連のホームページ（http://jhbf.or.jp）に掲載された。

　動画は計4本。独自大会までの準備期間を1カ月間と想定し、練習再開から1週間ごとの推奨メニューや練習強度の例を提示している。守備位置ごとの具体的な練習方法や技術指導のコツも紹介。動画のなかで馬淵監督は「いきなり体を動かすのではなく、約1カ月をかけて体を作って試合をできる状態にしてほしい。コロナに負けず、健康な体で大会に臨めるように」と呼びかけている。

　また、ホームページでは動画とともに、熱中症対策やけが予防のトレーニング方法も紹介している。