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 息子をかたる男に新型コロナウイルスに感染したなどとだまされ、山梨県甲斐市の70代女性が現金1500万円を奪われる詐欺被害に遭ったと11日、県警が発表した。新型コロナに絡む被害確認は県内で初めて。金額も今年最高となり、県警は注意を呼びかけている。

 捜査2課によると、8日午前9時ごろ、女性宅に長男を名乗る男から「病院でPCR検査を受けたとき、小切手が入った荷物をなくした」「800万円用意して」などと電話があった。約4時間後、女性は自宅にあった800万円を、自宅に来た上司の弟を名乗る男に手渡した。

 さらに、翌9日午前9時ごろ、長男を名乗る男から「700万円も必要になった。実はコロナが陽性だった。助けてほしい」などと電話があった。女性は約1時間後、自宅に来た上司の弟を名乗る同じ男に700万円を手渡したという。

 女性は長男の感染が心配になり、家族に確認してだまされたことに気づいた。(玉木祥子)