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 誰も性暴力の加害者にも被害者にも傍観者にもならないために――。政府が11日に決定した「性犯罪・性暴力対策の強化の方針」は、花を手に性暴力の根絶を訴えるフラワーデモなど、被害者や連帯する人たちが声を上げてきたことが大きな後押しとなった。当事者たちは「思いが届いた」と喜びつつ、実効性を高める取り組みを求めている。

フラワーデモ広がる

 「被害の当事者が語ることで世の中が変わった」「性暴力はあってはならないと政府が表明したことは力強い」。11日夜、インターネットでライブ配信されたフラワーデモで、参加者らが政府の方針について語り合った。

 デモが始まったきっかけは昨年3月、被害者の意に反する性交だったと認めながら無罪とする判決が相次いだことだった。以来毎月11日、性被害の苦しみに寄り添おうとする人たちが全国各所の街頭に集まり、この日はオンラインも含め約20カ所で開かれた。ツイッターには「#0611フラワーデモ」とハッシュタグをつけ、「今笑えなくても、いつか笑える日がきっと来る」などと性暴力の根絶を願う投稿があった。

「3年区切り、実効性の担保に」

 性被害の当事者らでつくる一般社団法人「Spring(スプリング)」代表理事の山本潤さんは、「被害者らの訴えが届き、国として重要な施策と位置づけたことは大きい。しっかりとした骨格を持ち、熱意の感じられる内容だ。中身が伴うのか、これから注視していきたい」と語る。

 「警察も司法も医療機関も『よ…

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