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 鹿児島県奄美大島・瀬戸内町で特産のパッションフルーツが収穫期を迎えた。赤紫色に熟した果実を、生産者が一つずつ丁寧にもぎ取っている。収穫は7月まで続き、全国発送される。

 2棟のビニールハウスで栽培する同町嘉鉄の有田農園でも、たわわに実り、甘酸っぱい香りを放つ果実を園主の有田修一さん(63)が収穫している。「生育は順調。酸味も甘みもあり品質は良い」という。

 同町は「皇室献上」の産地として知られ、ブランド確立に取り組んでいる。町によると、今年は26戸の生産者が2・5ヘクタールで栽培し、約40トンの生産を見込む。生産者でつくる瀬戸内パッションブランド産地協議会の宮原仲清会長は「今年も自信をもって全国にお届けできる。知名度はまだ低いが、さらにアピールしていきたい」と話した。(奄美通信員・神田和明)