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 新型コロナウイルスで客足が落ちた居酒屋チェーンが新業態に力を入れる。焼き肉店の出店を急いだり定食屋に衣替えしたりする。

 居酒屋「和民」などを営むワタミは11日、東京都大田区に先月開いた焼き肉店「上村(かみむら)牧場」の1号店を報道陣に公開した。

 お勧めのコースは平日なら和牛を含めて2時間食べ放題で大人3980円(税抜き)。「客席全体の空気を4分ごとに入れ替える」と感染対策もPRする。

 焼き肉店はコロナ禍以前からの計画だが、渡辺美樹会長はコロナを一因に「家族のハレの日のニーズは増える」とみる。まずは5年後に200店、10年後には400店の展開をめざし、さらに出店ペースを上げる可能性も示した。海外にも展開する。

 一方の居酒屋は1割強にあたる65店を来年3月までに閉店する方針。渡辺会長は「居酒屋をやめるわけではないが、今後は難しい。市場が3割は減る」と語った。

 ワタミ全体の4、5月の既存店売上高は前年より9割減。新業態に力を入れざるを得ず、今後は、宅配や持ち帰りを専門とする店も立ち上げていくという。

 また、居酒屋の「塚田農場」を営むエー・ピーカンパニーは定食業態の「つかだ食堂」を5月に始めた。居酒屋を造り替え、昼から夕方にかけての「ちょい飲み」の取り込みをめざす。すでに都内に3店を開き、来年3月までに20店に増やす考えだ。

 「食堂」では、塚田農場の人気…

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