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 環境省は11日、沖縄県宜野湾市の米軍普天間飛行場から漏れた泡消火剤などにも含まれる有害物質が13都府県37地点の河川や地下水で暫定目標値を超えていたと発表した。排出源になりうる全国の施設周辺で同省が昨年度初めて調査した。沖縄は米軍基地に近い3地点で暫定目標値の20倍を超える値が検出された。

 調査の対象は、泡消火剤やコーティング剤などに使われてきた2種類の有機フッ素化合物(PFOS、PFOA)。米軍基地や空港など大規模火災に備えて泡消火剤の在庫を置いている施設や、使用・製造してきた化学メーカーの事業所などの周辺の河川や地下水を調べた。

 環境省は今年5月、河川や地下水での濃度について、人体への影響を考慮し暫定目標値をPFOSとPFOAの合計で1リットルあたり50ナノグラムと定めた。調査の結果、埼玉、千葉、東京、神奈川、愛知、三重、京都、大阪、兵庫、奈良、福岡、大分、沖縄の13都府県の計37地点で暫定目標値を超えた。最も高かったのは化学メーカーの事業所が近くにある大阪府摂津市の調査地点の地下水で、1リットルあたり1855・6ナノグラムだった。沖縄県は7地点が超過。うち嘉手納基地に近い沖縄市の河川と中頭郡の湧水(ゆうすい)、普天間飛行場に近い宜野湾市の湧水の3地点はいずれも1千ナノグラムを超えていた。

 暫定目標値を超えた地点の水は…

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