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 新型コロナウイルスの院内感染が広がった大阪市生野区のなみはやリハビリテーション病院について、厚生労働省がまとめた詳細な調査報告書を大阪府と大阪市が11日、公表した。189人いる病院スタッフのうち71人が感染し、133人の感染者全体の過半数を占めた。医療資材不足と感染防止策の不十分さが感染拡大につながった可能性を指摘している。

 厚労省のクラスター対策班が4月20~30日に調査してまとめた。感染はスタッフ71人、入院患者59人、業者3人に広がった。最も陽性率が高かったのは回復期のリハビリ病棟の3階で、看護師71%、患者90%にのぼった。全ての患者と病院スタッフらの陽性率は41%だった。

 最初の発症者は4月3日に熱が出た入院患者。元々の病気による発熱だと判断され、15日までリハビリを続けていた。発症者が最も多かったのは11日の約20人。18日には患者やスタッフ計41人の感染が判明した。多くの入院患者は、リハビリを行うため他の病院から転院してきたが、もともとの感染ルートは「断定困難」と結論付けた。

 院内感染が拡大した要因として…

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