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 香芝市の幼なじみの女子高校生2人が11日、田原本町に手作りのマスク40枚を寄贈した。マスク不足で困っている人に使って欲しいと、休校期間中の勉強の合間に作った。マスクは、町社会福祉協議会を通して、一人暮らしの高齢者世帯などに贈られるという。

 マスクを作ったのは奈良育英高校2年の西井陽菜さん(16)と、智弁学園奈良カレッジ高等部2年の上山真里奈さん(16)。田原本町の森章浩町長が、自身のSNSでマスクの寄付を呼びかけているのを知り、1カ月かけてマスクを手作りし、町に寄付することを思いついた。

 素材は、通気性と肌触りがいい布おむつ用のさらし。知人女性の家に眠っていたさらしの一部を分けてもらった。顔にフィットして飛沫(ひまつ)が入りにくいよう形は立体的にし、生地も二重にした。慣れないミシンは、西井さんの母親の知り合いに使い方を教わり、1枚を20分かけて丁寧に作った。

 マスクを贈った2人には、森町長から感謝状が贈られた。2人は「困っている人に何かできないか考えていた。マスクを必要としている人に届けて欲しい」と話した。(渡辺元史)