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 愛知県愛西市東條町の西照寺(さいしょうじ)にある仏像が、1千年前の平安時代に作られたことがわかり、市が文化財に指定した。戦国時代に戦火から守るため、田んぼに埋められたとの伝承もあり、市教育委員会は「かつては海に近く、わからないことが多いこの地域の江戸時代以前の歴史を知るうえで重要な史料になる」と話している。

 有形文化財に指定されたのは薬師如来立像(やくしにょらいりゅうぞう)。ヒノキで作られたとみられ、高さは88センチ。和歌山県立博物館の伊東史朗館長の調査で、形状などから10世紀ごろの平安時代前期に作られたことがわかった。後世の修理でかなり変形していたことも判明したという。愛西市内の仏像の中では最も古いものとなる。

 江戸時代の古文書によると、もとは遍照院という寺に仏像は安置されていたが、戦国時代の1570~74年、織田信長と長島の一向一揆による戦火で村ごと焼き打ちに遭い、同寺も焼失。残った仏像は、後に建てられた薬師堂に安置された。昭和に入り、現在のあま市から移ってきた寺と合併し、西照寺となった。

 愛西市教育委員会生涯学習課の…

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