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 茨城県小美玉市は11日、部下にハラスメント行為を繰り返したとして美野里消防署の消防司令の男性(57)を停職1年間の懲戒処分にしたと発表した。10日付。男性は同日付で依願退職した。

 市消防本部によると、男性は2016年10月ごろ~今年2月ごろ、勤務時間中に、部下の男性職員6人に対し、浣腸をする・性器をつかむなどの身体的なハラスメントや、「バカ」「アホ」など執拗(しつよう)な叱責(しっせき)や暴言など精神的なハラスメント行為を繰り返した。男性は事実を認め、「悪ふざけのつもりだった」「指導の一環できつい言い方になってしまった」と話しているという。

 20代の男性消防士が2月に同本部の相談窓口に通報し、調査を進めていた。この消防士は3月31日付で退職した。また、管理責任を問い、消防長以下3人を減給10分の1(1カ月)の懲戒処分にした。

 関係者は、男性消防司令が「長年にわたってハラスメント行為を繰り返していた」と証言。「一生懸命仕事をしてきた若い職員がハラスメントで辞めざるを得なかったことは残念だ。今回の処分が再発防止の契機になれば」と話した。(佐々木凌)