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 東京電力福島第一原発にたまる処理済み汚染水の処分について、政府は12日、意見募集の期限を1カ月延ばして7月15日とした。延長は2度目。これまでに延べ約2200通が寄せられたが、「より多くの人の意見を聞き、検討していきたい」としている。

 海か大気への放出が現実的とする経済産業省の小委員会の提言を受け、政府は4月から地元首長や経済団体などから意見を聞く会を福島と東京で計3回開催。メールや郵送などで一般からも意見を募ってきた。放出への賛否や風評被害の懸念、保管の継続を求める声などが届いているという。

 意見を聞く会も、今後複数回開く予定。東電の今の計画では2022年夏ごろにタンクが満杯になる見込みで、放出に必要な準備工事に約2年かかることから、今夏ごろが判断時期になるとみられている。(藤波優