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 全国高校総体の中止を受け、高校3年生のために全国大会を模索する動きが出ている。ただ、緊急事態宣言が解除された今も、全国一斉で予選をし、集結するハードルは高い。強豪同士の真剣勝負の場は、作れないのだろうか。

拡大する写真・図版2017年にあった全国高校総体のハンドボール

 「なんで賛成のほうが多いのに、全国大会はできないんですか」

 関東地方にある強豪校のハンドボール部の監督は部員にこういわれ、言葉に詰まったという。

 全国高体連のハンドボール専門部が、3年生に向けた全国大会の開催断念を公表したのは、6月1日だった。12月の開催を目指し、各都道府県にアンケートをとったところ、賛成が25都府県、条件付き賛成が10県と多数。反対は12道府県だったが、大会はできないと判断した。

 ハンドにはサッカーやラグビーのように、冬の選手権はない。「日本一を目指してきた以上、全国レベルの大会を経験させたかった」とこの監督はいう。

 「どこか一つでも予選ができなければ我々の趣旨にはそぐわない。断腸の思いです」。専門部の国府功部長はいう。

 強調したのは、全47都道府県の代表が集う大会に意味があるということ。北海道などでは予選でも宿泊を伴う移動が必要だった。体育館が確保できなかったり、現段階で対外試合ができない地域もあったり、足並みはそろわなかった。

 「子どもの気持ちを上げたり下げたりしたくない」「早く次のステップに進ませたほうがいいのでは」。そんな声もありこの時期に断念を決めたという。

拡大する写真・図版2017年に宮城県気仙沼市であった全国高校総体のフェンシング

 ある競技団体の幹部は「開催し…

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