米国で、新型コロナウイルスの感染者数が増加に転じている地域が出ている。経済活動の再開に加え、5月末から各地で続く抗議デモなどが影響している可能性もあるが、再び外出制限を強化する動きは少ない。感染拡大をおそれた株式市場は11日、急落した。
米ジョンズ・ホプキンス大によると、米国の感染者数は200万人を超え、死者は約11万3千人と世界最多。感染者が最も増えていたのは4月半ばで、現在は減少傾向が続いている。5月後半には、全50州で外出制限の緩和や経済活動の一部再開が始まった。
しかし、米国全体の感染者が減っているのは、感染の中心地だったニューヨーク州やニュージャージー州などでの減少が主な理由で、地域によっては現在も感染が増加している。米ニューヨーク・タイムズによると、11日までの2週間でみるとカリフォルニアやテキサス、アリゾナなど計21州で感染者が増加傾向にある。
感染者が増えているのは、検査…
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朝日新聞国際報道部