拡大する写真・図版小川淳也氏(左)と大島新監督。映画「なぜ君は総理大臣になれないのか」から(ネツゲン提供)

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 一人の野党政治家を17年にわたって追ったドキュメンタリー映画「なぜ君は総理大臣になれないのか」が13日、公開される。政治家に必要な資質とはなにか、を問いかける。

 「誠意とか、筋道とか、一貫性とか。小池さんや細野さんを見ていると、政治に必要なのはただ一つ、したたかさだけなのかって。無力感に襲われる」

 カメラの前でこう漏らすのは、香川1区を地盤とする小川淳也衆院議員(比例四国)。2017年衆院選を取り上げた場面での言葉だ。当時、小川氏は「希望の党」の公認予定候補となっていた。

 民進党で同僚だった細野豪志・元環境相はいち早く党を離れ、小池百合子・東京都知事に近づき、小池氏が率いた希望の党の中心メンバーになった。一方の小川氏は、希望の党への合流を進め、民進勢力の分裂を招いた前原誠司・民進党代表(当時)の側近だった。

 「無力感」の言葉は、安全保障法制への賛同といった基本政策が一致する議員でなければ「排除する」と小池氏が宣言し、強い逆風が吹くなかで漏れた。安保法制の審議で反対の論陣を張った小川氏は無所属という選択と迷いながら、結局、小池氏が突きつけた「踏み絵」を踏み、公認を得た。

 「反対しとったやろが。イケメ…

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