コロナで高めた都知事の存在感 SNS世論に敏感に反応

有料会員記事2020東京都知事選挙

軽部理人、長野佑介 石井潤一郎、小林豪
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 東京都知事選への再選出馬を表明した小池百合子氏は、前回と同様に政党の推薦を受けずに選挙戦に臨む考えを示した。小池氏への推薦準備を進めていた自民党は、強気の小池氏に押し切られるように自主投票を決めた。野党側は、出馬を検討している、れいわ新選組代表の山本太郎氏の去就が焦点となる。

 「政党という立場ではなく、都民の利益に軸足を置いていく」

 12日夕の都知事選への立候補表明会見。小池百合子氏は、政党への推薦を求めない理由をそう説明した。新型コロナウイルス対策として、選挙戦では街頭演説を避け、公務を優先する方針も示した。

 再選出馬が確実視される中、告示まで1週間を切る表明となった小池氏。新型コロナへの対応を理由に、知事選への態度を明らかにしてこなかった。一方で、都内での感染拡大に注目が集まり、連日メディアに露出した。「ロックダウン都市封鎖)」「ステイホーム」といったフレーズとともに日に日に存在感は高まり、各政党が実施した知事選の情勢調査では、いずれも他の想定候補に圧勝する結果となった。

 小池氏の勢いに押され、前回知事選で対峙(たいじ)した自民党は、早々に独自候補の擁立を断念。二階俊博幹事長は今月9日、「(要請があれば)直ちに推薦をする」と言い切り、小池氏が出馬表明する前に「推薦」の可能性に言及した。

 それでも小池氏は推薦を求め…

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