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 タクシーの初乗り無料、宇都宮餃子(ぎょうざ)の無料宅配――。新型コロナウイルス禍で苦しむ地元宇都宮の景気対策として、宇都宮商工会議所が15日から、独自の支援事業を始める。市民の外出や観光誘客のきっかけをつくり、経済の活性化をめざす。

 「初乗り無料」は県タクシー協会とタッグを組む。事業に参加する市内13社のタクシー会社を利用した場合、運賃から初乗り分の740円を割り引く。2キロまでなら無料。買い物代行での利用は手数料から740円を引く。

 ただし、初乗りが無料になるのは、行き先が飲食店や小売店などお金を使う見込みがある場所に限る。病院や個人宅、駅などは対象外だ。

 ギョーザの無料宅配は宇都宮餃子会(来らっせ)の商品が対象。宇都宮環状線内の地域へのデリバリー料金300円が無料になる。7月1日からは、餃子会が通信販売する商品の配送料1100円を無料にする。通販の商品には宇都宮市の観光パンフレットを同封し、来訪を呼びかける。

 担当者は「宇都宮を訪れる観光客の6割はギョーザが目的。ギョーザをきっかけに地域経済を元気づけたい」と話している。

 予算はタクシー、ギョーザ各300万円。いずれも8月末までの予定だが、タクシーは利用枠の約4千件に達した時点で終了。ギョーザも注文状況に応じて終了を前倒しする。(池田拓哉)