ラグビー福岡堅樹が東京五輪を断念 医学部へ進学めざす

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 昨秋のラグビー・ワールドカップ(W杯)で活躍した日本代表のWTB福岡堅樹選手(27、パナソニック)が、目指していた7人制代表での東京五輪出場を断念することになった。日本ラグビー協会が13日、福岡らの代表候補離脱を発表した。かねて公言していた医学部への進学を目指すという。パナソニックは14日にオンラインで記者会見を開く。

 福岡選手は持ち味の俊足でW杯日本大会では4トライを奪い、日本を史上初の8強進出に導いた。今年1月には7人制への専念を表明し、リオデジャネイロ五輪に続く五輪出場を目指す方向だった。しかし、新型コロナウイルスの影響で東京五輪が1年延期。元々目標としていた医学部への進学を優先するという。

 福岡選手は福岡県出身。5歳からラグビーをはじめ、福岡高、筑波大、パナソニックでキャリアを重ねてきた。

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