初めて買った花、母に コロナで気づいた親のありがたみ

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山口史朗
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 1軒目には売っていなかった。2軒目はラッピングができないと言われた。

 「やばい」

 待ち合わせの時間が迫るなか、3軒目へ。焦る。でも、やっぱり店に入るときは恥ずかしくて、そわそわする。

 21歳。鵜沢隆聖(りゅうせい)さんが生まれて初めて花屋を訪れたのは、5月10日の「母の日」だった。

 目に留まったのは、紫色のコチョウラン。カーネーションよりも、ちょっと特別な感じを出せる気がして、それを選んだ。リボンをつけて包装してもらった鉢植えを車の後部座席に隠し、両親が待つ焼き肉屋へ急いだ。

 横浜市内で下宿しながら日本…

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