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 青森県内の障害者たちが作った食品を、社会福祉法人のスタッフらが新型コロナウイルスの影響で生活に困窮する人たちに届ける「青森しあわせお届けネットワーク」(事務局・県社会福祉協議会)が5月から始まり、13日には弘前市内の子ども食堂で、障害者たちが手作りのパンを子どもたちに手渡した。

 この日は、同市のパン工房「エイブル」で働く障害者のメンバー2人が、「こども食堂すこやか」の会場を訪れ、早朝に焼き上げたというベーコンマヨチーズパン50個を持参した。子どもたちに手渡したメンバーの一人は「また、食べたいなと思ってもらえたら」と話していた。

 同協議会によると、新型コロナウイルスの影響で、仕事や収入が激減した人たちが県内でも増加。赤い羽根共同募金の新型コロナウイルス緊急支援の助成制度を活用して、同協議会が、障害者手作りの食品を買い上げ、今回の「お届け」を実現させた。

 すでに県内各地の20の社会福祉法人から、困窮している人たちへ豆腐、納豆などを配達。子ども食堂では、13日の弘前市のほか、五所川原市と青森市でパンと豆乳プリンも提供した。(武沢昌英)