荻野好弘
愛知県稲沢市在住の漫画家、火野蓮時(れんじ)さん(30)が疫病を退ける妖怪「アマビエ」のイラストを描いた。地元のまちづくり団体の依頼を受け、かわいいキャラクターに仕上げた。
火野さんは2016年に小学館「新人コミック大賞」で入選し、市立平和町図書館で働きながら創作活動を続けている。市のシティープロモーション用のイラストを手がけたこともあり、平和支所地区まちづくり推進協議会から「地域を元気にするよう、アマビエを描いてほしい」と依頼された。
出来上がったのは、丸々としていて、にっこりとほおを赤らめているアマビエ。「温かみのある、ほんわかとしたアマビエにしました」と火野さん。水性ペンで色づけをしたという。
イラストは、「コロナに負けるな」のメッセージとともに市平和支所のロビーにパネル展示されている。市のホームページからダウンロードもできるという。火野さんは「新型コロナの終息を願って、いろいろなところで使っていただければ」と話している。
同協議会はイラスト入りの缶バッジを作成。火野さんらが27日午前10時から、平和町図書館の来館者に100個を配布する。(荻野好弘)
速報・新着ニュース
あわせて読みたい
PR注目情報
※Twitterのサービスが混み合っている時など、ツイートが表示されない場合もあります。
朝日新聞社会部
ここから広告です
広告終わり
ここから広告です
広告終わり
ここから広告です
広告終わり