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 成田空港で働く日本航空の地上スタッフらが、空港近隣に農作業の手伝いに出向いている。新型コロナウイルスの影響による減便や運休で本来の仕事が減った人材を、地域で生かしてもらう取り組みだ。

 4月下旬から4カ所に多いところで1日10人を派遣している。12日には空港南側の千葉県横芝光町の畑で、普段は航空機の貨物積み下ろしなどを担う4人がネギの収穫を手伝った。

 海に近い土壌で育ったネギは甘みがあり、町の代表的な作物になっている。高橋陸さん(27)は「大切な商品を傷つけないよう、気を使って収穫している」。

 ネギを栽培する「GREEN GIFT」の鈴木敏弘社長(35)は「1年で一番忙しい時期なので本当に助かる。農家とは違う視点で改善の提案などもしてくれて、良い刺激になる」。(福田祥史)