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 愛知県西尾市の河川敷で昨年10月、中国籍の王敬さん(当時37)の遺体の入ったスーツケースが見つかった事件で、死体遺棄容疑で逮捕された中国籍の会社員朴鐘日容疑者(31)=愛知県知立市=が、王さんが行方不明になった昨年7月に東京を訪れていたとみられることが、捜査関係者への取材でわかった。県警は、朴容疑者が王さんに会う目的で上京したとみて調べている。県警は15日、朴容疑者を送検した。

 捜査関係者によると、朴容疑者が普段乗っている車が昨年7月、東京に移動していたことがわかったという。2人はインターネットのサイトを介して知り合ったとみられる。

 関係者らによると、朴容疑者は大手コンビニの本部社員。店舗の指導をする立場で、スーツケースが遺棄された現場周辺を担当していた。仕事を通じて朴容疑者と知り合ったという男性は14日、取材に「(朴容疑者は)親身に相談にのってくれた。明るくて気さくで、とてもいい人。逮捕されたのは何かの冗談ではないか」と驚いていた。

 朴容疑者は昨年7~8月、スーツケースに入った王さんの遺体を、西尾市鵜ケ池町の河川敷に遺棄した疑いで今月13日、逮捕された。県警は認否を明らかにしていない。

 王さんは昨年6月に観光目的で入国し東京都内に滞在したあと、7月に行方が分からなくなっていた。