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 コロナ禍の緊急事態宣言が解除され、経済活動が再開されるなか、一部の女性たちがいまだに仕事に復帰できずにいる。学校の分散登校や保育園の受け入れ制限など、「新しい生活様式」に伴う家事や育児の負担が引き続き集中しているからだ。緊急避難で引き受けたはずの役割が、なし崩しに続く現状に疲労が募る。

拡大する写真・図版段階的に再開した学校や保育園などのスケジュールは複雑で、保護者の負担となっている

毎日違う登校時間、数日おきの登園

 「学校も幼稚園も再開したのに、こんなに予定が立てられないとは思わなかった」

 都内で小学2年生の長男(7)と年中の長女(4)を育てる会社員の30代女性は、長男の小学校から配られた分散登校のお知らせと、長女の幼稚園の登園予定表を見比べながらつぶやく。小学校が休校になった3月から在宅勤務にしていたが、緊急事態宣言が解除された6月からは、だんだんと出社しての勤務に切り替えようと思っていたところだった。

 長女の幼稚園は、「再開後も数日おきの登園」との方針。長男は毎日学校があるものの、登校する時間が午前か午後に分かれており、給食はない。2人がそろって学校と園に行ける日はあるのか、パズルのように2人の予定を書き込んだカレンダーを見比べたが、そんな日は見当たらない。勤め先は通常勤務に戻りつつある。自分だけが在宅勤務を続けることに対し、社内の居心地が悪くならないかと日に日に焦りが募る。

拡大する写真・図版休校や休園、その後の分散登校などで子どもたちが家で過ごす時間が増えている

見通したたず「やめた方が……」

 小学校1年生の長男(6)の学校が始まり、休んでいたパート勤務を再開しようと思っていた都内の40代の女性も、「復帰はまだ先になりそうだ」とこぼす。

 長男は午前と午後のどちらかに…

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