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 学校法人森友学園(大阪市)への国有地売却をめぐる財務省の公文書改ざん問題で、改ざんを苦に自殺した同省近畿財務局の赤木俊夫さん(当時54)の妻雅子さんが15日、代理人を通じ、第三者委員会による問題の再調査を求める安倍晋三首相宛ての署名を内閣官房に提出した。

 署名は35万2659筆で、インターネットサイトで3月下旬から集めたもの。雅子さんから安倍首相へのメッセージも添えられ、「財務省、近畿財務局で何が行われ、どのようにして夫が改ざんすることになったのか。改ざんを招いた土地取引に問題はなかったのか。こんなことが二度と起きないためにも、夫の死が無駄にならないためにも、私は真実が知りたいです」と訴えた。署名は、麻生太郎財務相と衆参両院議長にも送ったという。

 公文書改ざん問題をめぐっては、財務省が2018年6月に調査報告書を公表。今年3月には俊夫さんの手記と遺書が公開されたが、安倍首相は再調査に応じない考えを示している。(北沢拓也)