拡大する写真・図版天満天神繁昌亭の舞台で、7月からの再開をアピールする上方落語協会の笑福亭仁智会長。右手に持つのは人形をあしらった検温器だ=2020年6月15日、大阪市北区

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 新型コロナウイルスの影響で休館している上方落語の定席「天満天神繁昌(はんじょう)亭」(大阪市北区)が、7月1日から公演を再開する。上方落語協会が15日、発表した。座席(216席)を半数以下の102席に限定し、昼席の有料生配信に新たに取り組む。

 繁昌亭は3月3日から昼席をはじめ、上方落語協会の主催公演を中止。貸し館としている夜席の公演も4月1日から取りやめていた。

 協会によると、昼席は従来の8本から落語家5人と一人芸の色物の6本に減らし、公演時間を30分ほど短縮する。通常の週替わりではなく、8月23日までは日替わりのプログラムを組む。高座の生配信にはカメラ3台を使うという。

拡大する写真・図版7月1日から再開する上方落語の定席「天満天神繁昌亭」=2020年6月15日、大阪市北区

 会見した笑福亭仁智会長は、観客の安心を第一に考えて7月再開にしたと説明。「お客さんに来てもらって『待ってました!』という雰囲気になれば大成功です」と話した。

 再開に先立ち、今月26日~28日、地元関係者らを招きプレ公演を開く。(篠塚健一)