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 福島県飯舘村は15日、除染されていない県内の森林の木材を使う木質バイオマス施設の構想を発表した。当面は発電を念頭に、排熱の農業利用なども検討する。ただ、高濃度に汚染された放射性物質を含む焼却灰が発電で出る可能性があり、処分方法などをめぐる国との協議などが焦点となる。

 原発事故後、放射性物質で汚染された森林は除染されず、木材の利用が進んでいない。焼却灰に基準値(1キロあたり8千ベクレル超)の放射性物質濃度が含まれると指定廃棄物となり、国による処分が必要となるため、国側との調整が必要となる。すでに村は国と協議を始めたという。

 環境省の焼却減容化施設のある蕨平(わらびだいら)地区が候補地。同施設は来年3月に稼働が終わる予定で、2024年の発電開始をめざす。発電規模は約5千キロワットで、建設費は約60億円を見込む。国の福島再生加速化交付金の活用を検討する。17日に公募を始め、来月にも事業者を決める。電力を販売する一方、発電で生じる余熱を農業などにも生かす計画という。

 菅野典雄村長は「山は除染せず…

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