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 岡山大は15日、新型コロナウイルス対策のための活動制限指針を緩め、対面授業を一部再開した。4月以降、オンラインの遠隔授業が続いており、対面授業は2月上旬以来4カ月ぶり。ただ学生数が多く、通学範囲も広いため、当面は全体の1割以下で、オンラインとの併用を続ける。

 5月22日からキャンパスの一部区域への学生の入構を許可。この日から全域で可となった。部活やサークルなどは7月1日から制限付きで認める。

 15日、理学部の授業には学生36人が出席。63席の教室が予定されていたが150席の教室に変更され、学生の間隔を保つために椅子の半数はテープで使用できない状態とされた。換気のため、窓や入り口の扉は全開のままだった。

 2年の羽根泰良さん(19)は「オンラインでは完全に理解できていないと思うこともあった。授業に集中できたし、友人と会えてうれしかった」と話した。

 武安伸幸准教授(大学院自然科学研究科)は「教える側が不慣れなうえ、学生の通信環境にばらつきがあり、オンラインは難しい。対面の方がその場で対応でき、伝わっていると感じる」と語った。対面授業の全面再開は10月以降を検討する。(菅野みゆき)

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