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 新型コロナウイルスの感染拡大の影響で休館が続いていた埼玉県春日部市牛島の第1児童センター「エンゼル・ドーム」が15日、3カ月半ぶりに再開した。「クレヨンしんちゃん」のモニュメントがマスク姿で子どもたちを出迎え、子どもたちの元気な声が響いた。

 春日部は、アニメ「クレヨンしんちゃん」の舞台として知られる。マスクは坂巻麻美子館長が子どもたちにマスク着用を促そうと発案。職員の井上久美子さんが布を使い、折り目もつけた縦約20センチ、横約30センチの特製マスクを作ったという。

 当面は3部入れ替え制で、利用人数も各回100人に制限。入れ替え時に職員が遊具やおもちゃ、パソコンなどを消毒する。受け付けでは検温を行い、証明となる「エンゼルパス」を衣服に貼る。図書ルームでも、読み終えた本は職員が消毒して棚に戻すなど感染防止対策を徹底する。

 坂巻館長は「2004年の開館以来、ここにいるが、こんな経験は初めて。やんちゃなしんちゃんがお友達にうつさないように気をつけている姿を子どもたちに発信できれば。熱中症の恐れもあるので注意深く目配りしたい」と話した。(加藤真太郎)