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 新型コロナウイルスは、就職活動にも大きな影響を及ぼしています。ウェブ面接などが広がる一方で、採用を抑制する企業もめだちます。

 就活や大学教育のあり方などについて、経団連の中西宏明会長(74)=日立製作所会長=と早稲田大の田中愛治総長(68)が対談しました。インターンシップ(就業体験)や新卒一括採用をめぐる問題など、幅広い議論となりました。主なやり取りを紹介します。

拡大する写真・図版経団連の中西宏明会長(右)と早稲田大の田中愛治総長=福留庸友撮影

夏以降に産学で説明会も

 ――コロナ禍で従来のような面接がやりにくくなっています。

 中西 企業側からは、ウェブ面接だと学生はむしろ遠慮なく発言していると聞いています。不安が増している学生もいるでしょうから、企業には採用方針を丁寧に伝えてほしいとお願いしています。

 田中 SNSで流れる不確かな情報に左右されないよう、学生には指導しています。合同の企業説明会が相次いで中止になり、新たな発見につながる機会が少なくなりました。どうしても有名企業や自分の関心のある業界だけに目を向けがちです。オンラインだと、職場の雰囲気はわかりません。このままでは離職を招くミスマッチの原因にもなりかねません。

 中西 そういう話を聞いたので、経団連と大学で夏以降に合同説明会を開くことを計画しています。

 今年の就活は昨年までと大きく異なるため、学生たちも戸惑っているようです。「新卒一括採用」にこだわらず、企業は通年採用を拡大し、門戸を常に広げておいた方がいい。

 田中 30分ほどのウェブ面接で自分のことをわかってもらえるのか、企業のこともわからないという不安を学生は持っています。面接時間を長くして、回数も増やすように企業にお願いしたい。

採用考えないインターン「ありえない」

 ――夏には大学3年生らを対象にインターンシップ(就業体験)が始まります。今年は例年通りにできるのか、学生は不安を抱えています。

 中西 正直言って企業側も手探…

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