拡大する写真・図版河野太郎防衛相

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「見通しが甘かったと言われれば…」

 河野太郎防衛相が陸上配備型迎撃ミサイルシステム「イージス・アショア」の配備プロセスを停止すると表明した。北朝鮮のミサイル開発という脅威のなか、米国による武器購入圧力もあって、安倍政権が「導入ありき」で進めていた。しかし、配備する地元の反発や費用の高騰などから停止に追い込まれた。

 「見通しが甘かったと言われればそうかもしれない」。河野防衛相は15日、記者団にこう強調した。配備計画を停止する理由に挙げたのは迎撃ミサイルを打ち上げた際に切り離す推進装置「ブースター」の落下。当初から危険性は地元でも指摘されていた。

 河野氏は会見で「山口県にはむつみ演習場内にブースターを確実に落下させると説明してきた」と強調。その上で「ハードウェアを改修しなければ、確実に落とせると言えなくなった」「約束は当然のこと。守っていかなければならない」と述べた。

拡大する写真・図版イージス・アショアのブースター落下の仕組み

 イージス・アショアの配備をめぐっては地元との調整が難航していた。防衛省は昨年5月、秋田市にある新屋演習場と山口県のむつみ演習場を「適地」とする報告書をまとめたが、その翌月になって秋田県に提出した報告書に誤りが発覚。住民説明会で防衛省職員が居眠りする失態も重なり、地元の理解を得る見通しは立っていなかった。

 とはいえ、急転直下の方針転換…

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