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 トランプ米大統領は15日、ドイツに駐留する米軍を2万5千人規模に削減すると表明した。ドイツには現在、約3万4500人の米軍が駐留しており、約9500人の削減となる。北大西洋条約機構(NATO)加盟国の国防費の支出目標に言及し、「ドイツが金を払うまで、多数の兵士を退去させる」と語った。

 トランプ氏はホワイトハウスで記者団に、国防費を国内総生産(GDP)比2%に上げるNATO加盟国の目標にドイツが達していないとして、「米国はドイツを守っているが、ドイツは義務を履行していない。米国は駐留米軍を2万5千人まで減らす」と明言した。削減する部隊の配置先や時期などは明らかにしなかった。

 複数の米メディアは今月上旬、トランプ氏が在独米軍の部隊を9月までに縮小し、一部をポーランドや他の欧州諸国に移し、残りを帰国させる案などを検討していると伝えていた。(ワシントン=渡辺丘)