昭和天皇の妻で、天皇陛下の祖母である香淳皇后が逝去して20回目の命日にあたる16日午前、皇居・宮中三殿と、武蔵陵墓地(東京都八王子市)にある香淳皇后の武蔵野東陵で「香淳皇后二十年式年祭の儀」が開かれた。

 宮中三殿では「皇霊殿の儀」があり、天皇、皇后両陛下や秋篠宮ご夫妻を始めとする皇族方が参列。天皇陛下は、香淳皇后が亡くなって20年の節目の年に参拝するといった趣旨の「御告文(おつげぶみ)」を読み上げた。

 武蔵野東陵では、秋篠宮ご夫妻の長女眞子さまと次女佳子さまが「山陵に奉幣(ほうへい)の儀」に臨んだ。天皇陛下の使いの勅使(ちょくし)が「御祭文(ごさいもん)」を読み上げた後、お二人が順番に拝礼した。お二人の公務や祭祀(さいし)に伴う外出は、今年4月に皇居内であった神武天皇祭以来。(杉浦達朗、長谷文)