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 ボルトン前大統領補佐官がトランプ政権の内幕を暴露した回顧録を近く出版することをめぐり、トランプ米大統領は15日、自身の会話の内容は「極めて機密性が高い」と述べ、ボルトン氏の出版は「刑事責任に問われる」と威嚇した。

 トランプ氏は「本を出版して法律を破れば、彼は刑事問題に直面することになる」と語った。同席したバー司法長官も「本を出版する前に機密情報の取り扱い許可を取らなければいけないが、ボルトン氏が完了したとは思わない」と述べ、トランプ氏を援護した。

 ボルトン氏は昨年9月、アフガニスタンの反政府勢力タリバーンとの和平協議を進めるトランプ氏と意見が対立し更迭された。6月23日にトランプ氏の「ウクライナ疑惑」や、北朝鮮やイラン問題など政権内の混乱ぶりを詳述した回顧録の出版を予定している。出版社によると、ボルトン氏は「私の在任中、トランプ氏の重要決断のうち大統領再選の策略と関係のないものを見つけるのは困難だった」などと記しているという。(ワシントン=園田耕司)