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 来春の大阪府内の公立高校入試について、府教育委員会が、5教科すべての出題範囲を1、2割程度少なくする方針を固めたことがわかった。19日の府教育委員会議で報告した上で、6月末までに具体的な範囲などを決めて公表する。入試日程は変更しない予定で、特別選抜が2月18日、一般選抜が3月10日の見通しという。

 出題範囲は、基本的には単元ごとに絞る予定にしている。新型コロナウイルスによる休校が約3カ月間続いた影響で、授業時間の確保などが課題となっている。府教委によると、夏休みの短縮などで必要な授業時間は手当てできる見込みではあるものの、繰り返し教えたり復習させたりするための時間が十分に取れなくなる恐れがあることから、出題範囲を絞ることにしたという。

 東京都教委は今月11日、来春の都立高校の入試について、主に中学3年の後半の学習の一部を出題範囲から除外すると公表。奈良県教委も同日、数学、理科、社会の3教科の出題範囲を縮小することに決めた。(山田健悟)