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 月や火星に基地を造るとしたら――。そんな壮大なテーマの実験が、南極を舞台に進行中だ。宇宙航空研究開発機構(JAXA)とミサワホーム、国立極地研究所の共同プロジェクトで、61次南極観測越冬隊は、極寒、強風、孤立無援という過酷な環境下で、快適な居住空間づくりに挑んでいる。

 横2・5メートル、縦6メートル、高さ3メートル。1月初め、大きな二つの「南極移動基地ユニット」が、観測船しらせの甲板上で荒波に揺られ、日本から1万4千キロ離れた昭和基地に到着した。ユニットを組み立てれば暖かく快適な居住空間ができあがる。雪が積もるのを待って、作業が始まったのは5月に入ってからだ。

 ただ、越冬隊で建築のプロはミサワホームグループ・テクノエフアンドシー出身の鈴木聡さん(41)=愛知県大口町=だけ。その指示で作業する隊員は、オーロラや大気などの観測者や料理人たちだ。

 鈴木さんは20年余り、鉄筋や…

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