16日午後1時25分ごろ、横浜市中区の大さん橋に停泊中の大型客船「飛鳥Ⅱ」から「デッキでぼやが起こり、乗組員が消火している」と横浜海上保安部に通報があった。
神奈川県警横浜水上署や横浜市消防局によると、船の上部から黒煙が上がっている。乗客はおらず、けが人の情報はないという。
横浜港大さん橋国際客船ターミナルによると、飛鳥Ⅱは4月1日から停泊中。
飛鳥Ⅱを所有する郵船クルーズ(横浜市)などによると、火災は最上階(12階)のじゅうたんなどが置いてある資材庫で起きた。乗客はおらず、乗組員153人にけがはないという。
飛鳥Ⅱは、新型コロナウイルス感染拡大の影響で予定していたクルーズがとりやめになり、大さん橋で停泊を続けていた。
日本船籍では最大の客船で全長約240メートル、約5万トン。乗客定員は約870人。
速報・新着ニュース
あわせて読みたい
PR注目情報
メール送信に際しては、連絡先の住所・電話番号を明記ください。
※Twitterのサービスが混み合っている時など、ツイートが表示されない場合もあります。